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どうしてそうなった!?Nikon D850

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タイトルの通りです。何であんな思い切りが良かったのか不思議です。

2019年12月に α に旅立つ知人より譲り受け(もちろん有償)、やって来ました Nikon D850。

手放す話を聞いてからわずか数日の出来事でした。

 

2010年に D90 を買ってから 9年。

まさかこのクラスのレフ機を自分で使うことになるとは…

2010年当時には D300 を横目に「デカっ…高っ…」 まあコレは買う事無いよね。と思ってました…

 

使用感は、控えめに言って最高です。

 

ちなみに、2016年9月に購入した D750 は後継機(D780)発表前にタイミング良く売却できました。

愛着はもちろんありましたが、資金的にも余剰在庫となる観点からも売却が望ましく、D780 発表の(ほぼ)確定情報を見て踏ん切りがつきました。デジカメ info 様々です。

D850 については発売直後はしばらく品切れが続いた大人気機種ということもあり、巷にレビューは溢れていますので今更スペックの紹介はしませんが、私にとってどの様なポジションの機種なのか、なぜ今レフ機なのかを気の向くままに書き留めておこうと思います。

 

 

D750 ユーザーから見た D850

D750 は以前にレビューした通り、発表当初より「君に決めた!」状態で、発売後 2 年間価格の低下を待って 2016年8月にようやく購入しました。サイズ以外のスペックは D90 からほぼすべて向上し、満足して使っていました。

 

そう D850 の発表があるまでは。

 

そんな D850 は 2017年9月に発売されたわけですが、細かい仕様に対する要望は各人色々あるものの、多くの人にとってほぼ「ぼくのかんがえたさいきょうカメラ」でありバカ売れするのも納得です。
D500 の購入を「フ、フルサイズじゃないから…」という理由でなんとか回避した私にとって、これほどクリティカルな商品はありませんでした。

そこからは買わない理由を並べ自らを律する日々が始まります。

そんなに画素数いらない。データ重すぎて PC 環境の見直しも必要だ。レンズも高画素機に耐えうる最新のレンズが必要だ(レンズ購入の言い訳ができてしまう…)。像面位相差センサー乗ってないからライブビュー時のAF遅い。内蔵フラッシュ無いのは緊急時にマイナスだ。コマンダー機能としても内蔵フラッシュは付けるべきだったよね。XQD 高いし次世代記録媒体としては不安(今は CFexpress で不安解消)。UHS-Ⅱ とは言え何で低速の SD と併用なんだよ。ていうか UHS-Ⅱ の SD XQD 並みに高いじゃん。コマ速は D750 以上は不要。後で選別が大変になるだけ。フルサイズからフルサイズの機種変更は画質は見違えるほど向上しないんじゃない?なにより 1 kg は重過ぎる。大きすぎる。本体薄くない。バッテリーグリップ関連純正で揃えると 10 万円とかマジかよ。そんなことより腕磨けもっと撮影しろ etc.

色々言い訳は付けましたが(結構出たな 笑)、今まで購入しなかった最大の理由は一般的な家庭持ち会社員としてはカメラに 20 万円(D750 24-120 レンズキット)投資した一年後にさらにカメラに 35 万円投資する訳にはいかない。というかできない。

つまり、カメラが趣味では無い普通の人からすると至極当然な理由であり、

「機能から考えると 35 万円はバーゲンプライス!」とか思っちゃう普通の人ではないカメラクラスタには非常に辛い事実でした。

そんな訳で、大手家電量販店に行く度に D850 に触り、重い、大きい、だから要らないはず!と念仏唱えて毎回自己暗示をかける様にしていました。

なお、欲しい発作抑える効果と共に、余計に欲しくなる副作用もあるので上記方法はおススメしません。

 

 

レフ機末期の製品としての D850

そんなどうしても欲しい D850 ですが、購入を堪えられたもう一つの大きな理由は

(フルサイズ)ミラーレス戦国時代の突入という業界の大転換期であったということです。

α9 で革命に火をつけ、α7Ⅲ で完全にフルサイズミラーレス市場の主導権を奪ってしまった SONY に対して、C・N 二大巨頭がどの様な対抗機種を提示するか見て、もしかしたら D850 なんか忘れてしまう位凄い機種出るんじゃない?

という期待も若干(本当に少し)あったりしました。

で、満を持して発表された EOS-R、Nikon Z7 & Z6。市場の反応はともかくとして個人的には Z6 はまあまあイイと発売当初より思いました。

私がシングルスロットで問題ない派というのが評価の肝だと思いますが(実際 D750 でも順次記録で RAW+JPEG 運用)、懸念していたファインダーも「Nikon 頑張ったよね。」と言える品質で、動きものを撮らない私には十分だと思いますし、小型軽量はやはり正義です。

やはりフルサイズのレフ機はそれなりに目立つので、外食にて撮影する時などには周りの目が気になります。(店の許可や他のお客さんを写さないマナーの遵守前提であっても)

また、重量が自身の安全に直結すると言っても差し支えない登山においても、14-30/F4 のレンズとの組合せなんて星景撮影しなければ最高でしょう。

 

ただ、

「便利だよねー。まあまあイイよねー。消去法だとこれだねー。」って気持ちにはなるのですが、D750 発表時の「君に決めた!」感や、D500/D850 発表時に感じた「マジかよ。Nikon の新型はバケモノか!」みたいな感動無いんですよね。

ちなみに α7Ⅲ 発表時には「SONY やっちゃったね。これ標準機って言われちゃうと他社やばいでしょう」という衝撃がありましたので、ミラーレスに燃えないって訳ではありません。
第三世代の α にはファインダーとボタンのレスポンスが耐えられないので行きませんが。

そうは言っても客観的にはレフ機である D850 を購入するより、ミラーレス(Z6)を購入するべきでしょう。

とういか、1~2 世代後のもう一段成熟したフルサイズミラーレスの購入が最も妥当かと思います。

 

 

じゃあ何で D850 買ったのか

一言でいうなら縁ですが、もう少し補足するならば

 

ミラーレスに全面移行するなら早い方が良いが、大枚はたいてまで欲しくない。

だったらレフ機が壊れるまで使おうと腹を括り始めていたタイミングでいい話があった。

と、いう訳です。

 

ミラーレスの性能面では前述の通り待った方が良いとは思いますが、システム移行となると早い方がいいでしょう。

レフ機とミラーレスの関係は CCD から CMOS への撮像センサー変遷と同じようにここ数年で一気に淘汰されるかと思います。(レフ機の方が原理的にいい所あるけど、ミラーレスのネガが年々改善され、早晩メーカーが新規に開発製造をやめるでしょう)

そうなるとレフ機とそのレンズはリセールバリューの低下は避けられず、移行するなら早いに越したことはないという理屈です。

最終成果物はデジタルデータで同じなので、フィルム機ほどのリセール低下はないでしょうが、Z マウント発表後は既に一部 F マウントレンズのリセールは低下しています。

 

そんな理屈でコストを重視するなら、さっさとミラーレス移行が望ましいのでしょうが、所詮趣味です。

理屈じゃありません。

5 年後にはミラーレス使っているかもですが、現時点では「光学ファインダー最高!」でいいんじゃないかと。

F マウントレンズのリセール低下も逆の立場(購入する側)に立てば「憧れのレンズがこの価格で!」ってなるかもしれないし。

 

だったら一番欲しいレフ機買おう。じゃあ D850 一択。そんな気持ちです。

これから宜しく。D850

 

 

おまけ:私的 Z6 に行かない理由

・3D トラッキングがない

Lightroom 6 が使えない(サブスクの Lightroom がどうしても嫌)

・FTZ がイケてない(愛着のあるレンズ 60 マクロがネイティブでなくなるのが悲しい)

・24-120(もしくはそれ以上の便利ズーム)がない

・現時点でマクロが無い

 

 

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