どうして食べてくれない?猫餌の基礎と少食猫への対策
皮膚炎の件にて ”しっかり食べて体力をつける事が一番の薬” と言われました。
そこで、今日は白梅の食事について。
一般的な猫の餌の種類
- 総合栄養食(猫に必要な栄養基準を満たしている)
- スナック(おやつ)
- その他(一般食とか栄養補完食とか)
栄養面からは主に3種類に分類されますが、
水分量によってそれぞれさらにタイプが分類されます。
- ドライタイプ(水分量 少ない 10%程度)
- ウェットタイプ(水分量 多い 75%程度)
特徴:高価、開封後は冷蔵保管が必要、香りが強く生肉に近いため食い付きが良い
(セミウェットタイプもありますが、ややこしくなるので省きます。)
この様な特徴がそれぞれあるので、
コスト/管理面より一般的には総合栄養食のドライタイプ(通称:カリカリ)を
主食としてあげている家庭がほとんどだと思います。
では、白梅の場合はどうなっているか見てみましょう。
白梅の食事
2014/04/25(生後148日)現在
餌:ロイヤルカナン キトンケア
給餌量:55 g/day
ちなみに生後4ヶ月(生後124日)まではさらに高カロリーな餌でした。
餌:ロイヤルカナン ベビーケア
給餌量:50〜60 g/day
というのが、理想です。Σ(゚д゚lll)エー
実際にはドライタイプのフードだけでは食べてくれませんでした(今も。)
しかし、やはり香りが良いのかウェットタイプのフード(通称:猫缶)は食べます。
(ちなみウェットであれば、特売品もプレミアムフードと呼ばれている物も関係なく食い付く)
じゃあウェットタイプをあげ続ければいいじゃん!
となりそうなんですが、そうは問屋が卸しません。(理由は下記の通り)
- 総合栄養食のウェットタイプはやっぱり高価
- 安い猫缶は一般食がほとんどで、それだけでは栄養が足りない
- 食べ残しが臭う
- 冷蔵保管必須(開封後)
将来的にもこれからの季節的にも、やはり総合栄養食のドライタイプにしたい!
ということで、対策込みで実際には下記の様にしています。
白梅の食事(対策 Ver.)
2014/04/25(生後148日)現在
餌:ロイヤルカナン キトンケア
給餌量:50 g/day(←ちょっと少なめ)
- カリカリをお湯でふやかす
- ウェットタイプの猫缶を 5~10 g 程度混ぜる
それでも、カリカリ(ふやかしてるので既にカリカリしてない w)だけ一部残したり
なかなか最初は食べてくれませんでした。最近ようやく慣れてきたのか食べてくれます。
と、まあこんな感じなので、臭気と冷蔵保管の手間は解決してませんが、
かわいい梅のためなら頑張ります (=゚ω゚)ノ
なかなかカリカリを食べてくれなくて困ってる方は
参考にしていただければと思います。